不登校の子どもと、つながり続けるということ
文部科学省の調査によると、2023年度の小中学校における不登校児童生徒数は約34万6,000人と、過去最多を更新しました。いまや「35万人」とも言われるこの数字は、決して一部の特別な問題ではなく、どの学校でも起こり得る身近な課題になっています。この数は10年連続で増加しており、コロナ禍以降さらに増加傾向にあります。特に小学生の増加が顕著であることも、大きな特徴です。
ふぅーにゃんノートは、不登校になる前の小さな変化にいち早く気づき、チーム学校で対応していくことを大切にしています。
心とからだ、学習の毎日のセルフチェックや、自分自身を振り返る記録(日記)を通して、子どもと先生がゆるやかにつながり続ける仕組みを提供しています。

そして、もう一つ大切にしているのが、「不登校になってからの関わり方」です。
ふぅーにゃんノートを活用している学校から、「教室に来られなくなった子どもたちの様子を、どのように見守っていけばよいか」という声をいただくことがありました。
そうした現場の声から生まれたのが、「教科連絡」の新しい活用方法と、複数クラスでの対応でした。
もともと教科連絡は、次の登校日の時間割や持ち物、宿題などを共有するためのもので、教室ではホワイトボードや黒板に書かれていたものです。しかし、不登校の児童生徒の場合、教室での情報が届きにくくなり、自宅や学校外での活動も見えづらくなってしまいます。

そこで、本来所属するクラスとは別に、その子専用のクラスを設定するという使い方が生まれました。
この専用クラスの中で教科連絡を活用することで、その子の1日の活動や学習内容が見えるようになり、先生もその様子を把握することができます。そして、日記機能を通して、子どもが感じたことを伝えたり、先生からコメントを受け取ったりすることで、離れていても、ゆるやかなつながりが生まれていきます。
日々の活動が見える化され、学習の積み重ねや取り組みの様子が記録として残ることで、不登校児童生徒の出席扱いや成績評価においても、判断材料の一つとして活用できる可能性があります。

実際に、ふぅーにゃんノートを活用している学校からの声を受け、こうした複数クラス対応の機能が生まれました。学校での学び方や関わり方が多様化していく中で、子ども一人ひとりに合った形でつながり続けること。
ふぅーにゃんノートが、その一つの選択肢として、子どもたちと先生の双方にとって安心できる環境づくりに役立てばと考えています。












