プログラミングは難しくても楽しい|虹色パレット開発の原点
虹色パレットは、2016年(平成28年)に千葉大学教育学部の藤川大祐教授から2017年(平成29年)9月に実施する集中講義「プログラミング教育入門」の講師依頼をいただいたことが開発のきっかけとなりました。
この講義は、2020年から小学校でプログラミング教育が必修化されることを見据え、将来教員となる学生たちに、プログラミング教育の基礎を学んでもらうことを目的としたものでした。
3日間の集中講義では、
1日目にプログラミング教育の必要性や課題、国内外の事例を紹介。
2日目は、3日目に行う実践授業に向けた教材づくりと指導方法の検討。
3日目は、大学近隣の小学校で、5年生にPyonkeeを使った授業を学生が実施し、その後、全員で振り返りを行いました。
このように駆け足のプログラミング講義の中で作り上げた実践授業ではありましたが、授業を受けた子どもたちからは、手応えを感じさせる感想が寄せられました。私たちの想像以上に、子どもたちはプログラミングを楽しんでいたのです。
<Aさんの声>
プログラムを全部自分で考えてつくるのがすごく難しかったです。少しでもちがうことをいれると全然ちがうような動きになって、びっくりしました。でも自分で作ったゲームであそんでみるのがすごいたのしかったです。
<Bさんの声>
プログラミングをしてみて、少しの動きも、一つ一つ指示するのが、本当に大変でした。でも、そういう細かい動きを指示することで、ゲームが完成しているんだな、と思いました。また、わたしでもかんたんにできて、プログラミングが身近になった気がします。今回は本当に楽しくて、むずかしかったけど、最後完成した時にたっせい感があったので、またちょうせんしてみたいです。
また、実践授業後のアンケートでは、プログラム作成について「難しかった」と感じた子どもが多かった一方で、全員が「あきらめずに取り組めた」と回答していました。
<アンケート結果>
Q1 プログラミング授業は楽しかったか
とても楽しかった90% 楽しかった10%
Q2 プログラム作りは楽しかったか
とても楽しかった90% 楽しかった10%
Q3 考えた動きをプログラムすることは簡単だったか?
簡単だった19% 少し難しかった49% 難しかった32%
Q4 あきらめずに取り組むことはできたか?
熱心に取り組めた68% 取り組めた32%
一見難しそうに見えるプログラミングも、楽しい教材であれば、子どもたちは前向きに取り組み、つまずいても、あきらめずに最後まで挑戦し続けることができる。このとき私たちは、「楽しさ」と「達成感」が子どもたちの学びを支える大きな力になるという確信を得ました。













